資生堂と英国バーバリー社は、香水と化粧品(メーキャップ)の輸入と国内販売を行う契約を締結。
6月3日より阪急うめだ本店、阪急オンラインストア、3月に大阪にオープンしたバーバリー心斎橋を含むバーバリー社直営路面店、百貨店のショップインショップで発売する新フレグランス「My Burberry」から資生堂が担当することに。
資生堂は既にフランスの子会社ボーテ・プレステージ・インターナショナルが、フランス、米国、スペインでのバーバリーの化粧品および香水の独占販売権を獲得していますが、日本国内での展開は今回が初めてとなります。

My Burberry

6月3日に日本発売となった「My Burberry」は、新たなブランドアイコンとしてバーバリーが2014年9月に世界に向けて発売したフレグランス。
雨上がりのイングリッシュガーデンにインスパイアされた香りは、トップノートのスイートピーやベルガモット等に続き、フリージア、ダマスクローズ等、英国らしいローズを中心とした爽やかなイメージです。
新フレグランス「My Burberry」は、バーバリーを象徴するトレンチコートをイメージし、ブランドの持つ歴史や伝統、そして革新を具現化するアイテムとして位置付けられ、そのネーミングは、世界中の人々に親しまれているバーバリーのトレンチファンの人々が自らのトレンチを『My Burberry』と呼ぶことに由来しています。

My Burberry」に結ばれたリボンには、トレンチコートと同じ英国製のギャバジン生地が使用され、キャップにはコートのホーン(つの)ボタンを模した素材、トレンチのカラーを思わせる琥珀のハチミツ色に仕上げる等、ボトルデザインにもバーバリーの理念やクラフツマンシップ(職人技)が取り入れられています。開発はチーフ・クリエイティブ兼チーフ・エグゼクティブ・オフィサーのクリストファー・ベイリー氏が手がけています。

これまでもバーバリーの広告に起用されてきたケイト・モスとカーラ・デルヴィーニュの初のツーショットをマリオ·テスティーノ氏が撮影したビジュアルも話題に。このビジュアルでも英国を代表するモデルの二人がまとっているのはトレンチコートです。

My Burberry

 

日本では、この秋には東京と大阪の百貨店に、Burberry Beauty Boxがオープン予定。
2013年末にロンドンで、2014年にはソウルでオープンしているBurberry Beauty Boxでは、ギフトをコンセプトにフレグランス、メーキャップを含むビューティー商品の他、アイウェア、スカーフ、革小物等のファッション小物等も共に展開する新しいショップを提案しています。

バーバリー社にとって、長きにわたり展開してきたファッション関連のライセンス契約が6月で終了し、グローバルコレクションに統一していく中で、バーバリー社発の新フレグランス「My Burberry」から新たに日本での化粧品の展開が始まった2015年は、日本における大きな節目となる年。資生堂とのこれからの展開が楽しみです。

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==2015.6.17==