ディオールのメゾンを象徴するスタイル“ニュールック”をディオール パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャン氏が現在的な再解釈を加え誕生させた、ディオールの最新フレグランス「メゾン クリスチャン ディオール ニュー ルック(オードゥ パルファン)」が5位にランクイン。

“ニュールック”は、1947年にクリスチャン・ディオールが手掛けた初コレクションを象徴するキーワード。なだらかなショルダーラインに細く絞ったウエスト、そこから広がるペプラムが特徴的な“バー”ジャケットとエレガントなフレアスカートに象徴されるシルエットをはじめとするスタイルは、それまでの抑制的なスタイルとは好対照に、しなやかで自由な新しい風と構築的で大胆なスタイルをもたらした“ニュールック”として、ディオールの革新的スピリットを指すキーワードとなり、戦後のファッションに革命をもたらしました。
メゾンのスピリットを象徴するこの“ニュールック”を冠した新フレグランスを手掛けたフランシス・クルジャン氏がインスピレーションの源としたのは、ブランドの創始者ムッシュ ディオールが創り上げたヘリテージを現代的に解釈し、現在のファションクリエイティブ・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ氏やキム・ジョーンズ氏が手掛けている“現代のニュールック”。
今回はムッシュではなく、“ニュールック”に対するオマージュであることから、あえて花を一切使わないというコンポジションを選択したクルジャン氏は、ヘッドノートに“アルデヒド C12 MNA”、ハートノートに“フランキンセンス エッセンシャル オイル”、ベースノートに“アンバー アコード”を選び、クールに仕上げています。フランキンセンスから立ち上がるセンシュアルなアンバーアコードと、相性が良くモダニティを感じさせるアルデヒドがコントラストを成す大胆な香りは、タイムレスでジェンダーレス。メゾンのレガシーから現代へと繋がる“ニュールック”のSTORYを感じながら、ぜひ楽しんでください。

お披露目となる今期は、韓国俳優のロウンさんがキム・ジョーンズ氏の手掛けた現代の“ニュールック”ファッションと、新たな香りの「メゾン クリスチャン ディオール ニュー ルック」を纏い登場している「Numero TOKYO」<dress with scent ロウンが纏う香り、ディオールの“ニュー ルック”>では、モダンと洗練を極めた“ニュールック”の世界とその魅力をクローズアップ。
1947年にファッション業界に自由と革新の大旋風をもたらしたディオールの初コレクションでの“ニュールック”をフランシス・クルジャン氏が香りとして再解釈した「ニュールック」を『一瞬で好きになりました』と語るロウンさんは、“リラックスしたいときにも、ビシッと決めたいときにも似合う洗練された香り”だと紹介し、さらに香水の中では珍しく、花を一切使わず、アルデヒドやフランキンセンス、アンバーが究極の洗練を生み出し、モダンでありながら、まっさらで無垢な魅力を持つ香りについて、“誰がつけてもきっと好きになる香りだと思います”と紹介に。秘められた自分の魅力を最大限に引き出す、無垢でダイナミックな香りを、無垢な魅力とエレガントな色気を併せ持つロウンさん自らが体現しています。
また、フレグランスの基本を徹底解説する「SPUR」<基本を知れば、もっとフレグランスが楽しくなる 今こそ、香水学入門>では、フレグランスを語る時に欠かせない存在の調香師と代表作を紹介する“スター調香師とその作品”で、2021年からディオールのパフューム クリエイション ディレクターを務めるフランシス・クルジャン氏とその代表作として登場。上質な生地とその裁断で、1947年に世間を驚かせたメゾンのレガシーを思わせる大胆な香りは、センシュアルなアンバーアコードとメタリックなアルデヒドがコントラストを成したものとして紹介に。「VOGUE JAPAN」連載<BEAUTY INSIDER>では、新たなシーズンを迎える前にチェックすべき春の情報が満載の“美容ジャーナリストのトレンドリポート”のひとつ“香りのパワーで、心に灯を”で、『大胆なまでにアルデヒドを入れ込み、メゾンを象徴する名を関したディオール』の『フランキンセンスの魅力をアルデヒドが際立たせ、官能的な香り立ちに』仕上げられた「ニュールック」を、狙い目のひとつとして紹介に。

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