9位には、この春、ディオール パフューム クリエイションディレクターのフランシス・クルジャン氏が手掛け、現代的に再解釈した、22種のフレグランスコレクション「ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール」がランクイン。

香水とクチュールの対話から生まれたディオールの特別なフレグランス コレクション「ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール」のリニューアルを手掛けたのは、2021年からディオール パフューム クリエイション ディレクターを務めるフランシス・クルジャン氏。
生涯にわたり、自身をクチュリエかつパフューマーだと自負していたクリスチャン・ディオール氏がドレスのファイナルタッチとして発表していたフレグランスのレガシーを継承し、メゾンの歴史や想像力、価値観、受け継がれる美的コード、そしてムッシュ ディオールまでをもインスピレーションの源として、現代的に再解釈し調香しています。
ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール」のデビューラインナップは、新たに加わった#ボア タリスマンを含む全22種。ムッシュ ディオールが生涯で手掛けた22種のシルエットになぞらえています。
力強く心に響くシダーウッドが豊潤で華やかなバニラを包み込んだ香りの#ボア タリスマンは、ムッシュが幸運のお守りとして持っていた小さな木片(ボア)と、クルジャン氏が調香師になりたての頃に角砂糖をポケットに忍ばせていたゲン担ぎの共通経験から、木片(ボア)に角砂糖の代わりにバニラの甘さを掛け合わせたお守り(タリスマン)の新作が誕生しています。
今回のリニューアルにより、円筒型のフレグランスボトルの正面にはファブリックのような質感のラベルを新たに採用し、ボトルの底にはCDロゴを刻印。フレグランス ジュースはよりエレガントな色調に仕立てられ、50mL、100mL、200mLの3サイズでの展開に。
また今コレクションから、別売りの「クチュール キャップ」(100mL、200mL対応)が登場。キャンバス(全11種)とレザー(全4種)の2素材展開で、ムッシュが1947年にデザインしたトワル ドゥ ジュイは5色をラインナップしている他、メゾン初のコレクションに登場したハウンドトゥース(千鳥格子)、ディオールのミューズのミッツァ・ブリカールさんがいつも手首に巻いていたスカーフのモチーフ“レオパード”、“ディオール カナージュ”のデザインが採用され、ディオールのスピリットを楽しめます。
さらにクチュールのアトリエで製作した、フレグランスを収める特別な「フレグランス トランク」(“エスプリ ドゥ パルファン”80mL×3本用、全2種)(“オードゥ パルファン”100mL×3本用、全2種)の他、「フレグランス ミニ トランク」(“オードゥ パルファン”200mL×1本用、全2種)と円筒形の「フレグランス ケース」(“オードゥ パルファン”100mL×1本用、全2種)(“オードゥ パルファン”200mL×1本用、全2種)が、すべて展開店舗限定品としてラインナップされています。

今期は「家庭画報」<ディオールの物語を未来へ>で、ディオール パフューム クリエイションディレクターのフランシス・クルジャン氏への取材と共に、「ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール」の魅力をクローズアップ。
ディオール パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャン氏とミシュラン3つ星シェフでディオールの世界観を美食メニューに投影するアンヌ=ソフィー・ピックさんの対談では、クリスチャン・ディオールのレガシーを受け継ぐ各々の創作過程や美学が語られ、ムッシュ ディオールとクルジャン氏の互いの共通経験からウッディバニラの香調へと発展した新作#ボア タリスマンの構想も『クリスチャン・ディオールと私の2つのお守。迷信深さの儀式が重なって奇跡のデュオから新しい香りが生まれました』と紹介に。
続く“クチュールと香水の新たな幕開け”では、“ディオールの生み出した22種類のドレスのフォルムを香りのファミリーになぞらえることから創作を始め、ボディを立体的に見せる構築的なデザインに合わせ、私も香りのシルエットを紡ぐように構成を考えていったのです”と調香のはじまりのエピソードが語られ、さらに“特別な装いの特別な香り”では、今コレクションから新たに加わった、ディオールのスピリットを楽しめる別売りの「クチュール キャップ」やクチュールのアトリエで製作した、フレグランスを収める特別な「フレグランス トランク」を紹介、新たな装いを披露しています。

また、未来に受け継ぐエレガンスを提案する、創刊45周年記念『未来白書』Special「25ans」<それは美しくあるために欠かせないもの― 新エレガンスの定義>では、エレガンスを磨くトピックス“『調香』と『所作』は内面の気品を映し出す鏡”に、人の佇まいの印象を大きく左右するクリエイションに関わるひとりとして、フランシス・クルジャン氏が登場。スター調香師としてフレグランス世界でワールドワイドに活躍し、香りを通じ日々エレガンスに携わるクルジャン氏への、エレガンスについてのインタビューが掲載に。
クルジャン氏は“お金をかけたらエレガントになれるというものではありません。エレガンスとはお金では手に入らない仕草、生き方、他人を尊重し慮る行動、そして自分に正直であること”と語り、それを体現するひとりとして、フランス人俳優のカミーユ・コッタンさんを紹介。そして“まさに『エレガンス』の体現 ディオールのフレグランス”として、ディオールの中でもムッシュの服づくりと密接なつながりを持つ「ラ コレクシオン プリヴェ クリスチャン ディオール」がピックアップされ、#サクラ、#ウード イスパハン、#グリ ディオール、#ニュールック、#ボア ダルジャン、#アンブル ニュイが掲載されています。

香水をフレグランスとしてだけでなく、インテリアとしても大切なアイテムと提案する「CLASSY.」<つけるだけじゃない。どう飾るかが楽しいんです♡ オシャレな家には、インテリア的フレグランスが欠かせない!>では、読者が“次に狙うフレグランス”の“オブジェ感覚で『飾る』憧れブランド”として、#ジャスミン デ ザンジュがピックアップされ、“ほんのりピンクの香水は女のコの心をくすぐる可愛さ”と紹介に。
香りを楽しむだけでなく、エレガントな生き方をも感じさせ、インテリアとしても楽しむことができるフレグランスとして、広がる選び方にも注目です。

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