「AneCan」の12月号(11月7日発売)での休刊が発表になりました。

 

「AneCan」2016年9月号(8/7発売)
AneCan
2016年9月号(8/7発売)

小学館から休刊が発表されたのは、2016年8月10日。
休刊については、オフィシャルサイトにおいて『「お姉さん系 CanCam」として2006年に年2回刊行後、2007年3月から月刊誌として創刊し、一大ブームを巻き起こしました。以来、アクティヴな30歳前後の多くの女性たちの心を捉え、全国的にも認知度の高い雑誌に成長しましたが、昨今の読者ニーズや広告環境の急激な変化を真摯にとらえ、月刊誌としての休刊を決定いたしました』と発表。今後の事業展開に関しては、『そのブランド力とノウハウをいかし、今の時代らしく読者のライフスタイルに寄り添った新しい形でのビジネスを検討してまいります。』と報道関係者各位に向けて発表。販売部数や広告収入の低迷が影響、収益が悪化していたという。
具体的な内容や時期は決まり次第のお知らせとしながらも、Webサイト“AneCan.TV”は継続運営されます。

AneCan」は、「CanCam」のお姉さん版として、2006年に始めは年2回刊からスタート、2007年3月に月刊誌として創刊。元気な30代女性のための雑誌として、押切もえさん、蛯原友里さん、高垣麗子さん等の専属モデルと共に親しまれ、一世を風靡してきました。6月号(2016年5月7日)発売で蛯原友里さんが、翌7月号では高垣麗子さんが、そして創刊当時から活躍してきた押切もえさんも今月2日には卒業することを発表したばかり。7月7日発売の8月号では、有村実樹さん、葛岡碧さん、大石参月さんの3人が表紙を飾り、次世代をアピールしていただけに…驚きの発表に。

かつて元気だった30代は40代・50代となり、ますますパワフル。その下はデジタルに近しい世代、存続されるWebサイト
“AneCan.TV”の展開が気になるところ。現役30代のパワーに期待しています。

AneCan(アネキャン)のオフィシャルサイト“AneCan.TV”へはこちらから。
小学館のサイトへはこちらから。

2016年になってから、休刊となったのは、2月に「GOLD」(世界文化社)、4月にギャル系ファッション誌の「Happie nuts」、6月に「SEDA」(日之出出版)とメンズ誌の「Gainer」(光文社)、8月にギャル系「Ranzuki(ランズキ)」(ぶんか社)等。
デジタルでサクサク検索して見る楽しさもあるものの、この年代の読者のために…と、セグメントされた提案をじっくり誌面で読む楽しさもあるように思います。せっかくどちらも選ぶことのできるのですから、その時々の気分で、用途で、使い分けて楽しんでみませんか?

==2016.8.16==

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